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「御家流香道」とは

香道は14世紀にその基礎を作った三條西実隆と志野宗信によって確立され、今日まで600年の伝統を誇っています。現在は三條西実隆を始祖とする「お家流・・・おいえりゅう」志野宗信を始祖とする「志野流・・・しのりゅう」が主流となっています。お家流は平安時代公家の間で行われてきた和歌と香遊びが源流で優美さを尊び、一方武家を中心に広まった志野流は武家の格式を重んじるという特徴があります。
香道はその特異性から一般に広く普及せず、古くは宮中人にのみ許された雅な遊びの一つでもありました。
日本独自の古典・詩歌等と深い繋がりを持ちながら、それらの要素を香りで表現し楽しむ芸道です。

 

 

当代宗家プロフィール

 御家流香道23世宗家

 三條西 堯水 (公彦)

 さんじょうにし ぎょうすい (きんよし)
  • 平安時代より続く正親町三條家の流れで西三條家・公家
  • 室町時代の歌人、書家で香道の始祖三條西実隆の末裔
  • 2001年京都嵯峨の小倉山二尊院にて23世を継承
  • 立教大学法学部卒
  • 学習院女子大学非常勤講師、実践女子大学非常勤講師
  • NHK大河ドラマ「篤姫」「江・姫たちの戦国」等の香道指導
  • 父、先代宗家三條西 堯雲(実謙)は上皇陛下お従兄弟

 

御家流香道東雲会 ホームページのご案内

日本橋人形町の現宗家・香道御家流第二十三世 三條西堯水先生直門のお教室「御家流香道東雲会」のホームページができました。

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