平安の歌人・凡河内躬恒は上野国・・・現在の群馬県沼田市の三峰山に幽閉されていました。
母君[白菊殿」は息子に会うため京より群馬県沼田市三峰山の麓まで来てあと一歩のところで亡くなりました。
躬恒は母の急死を聞き、母の喪に詠んだ和歌
神無月 時雨に濡るるもみじ葉は ただ侘び人の袂なりけり