今月のお稽古は、沼田にまつわる伝説の紙芝居『白菊御前と追母薬師』より“追母香”を行いました。
証歌は”かんな月 しぐれにぬるる紅葉葉は ただわび人の たもとなりけり”
この和歌は凡河内躬恒が、亡き母の白菊御前の喪に際し詠んだ歌であり、これをもとにオリジナルの香組”追母香”が出来ました。
御家流香道公香会では、地域に残る史実や伝説をを元に出来た”追母香”を末長く継承するため、毎年この時期に行なっております。