この度、御家流二十三世 ご宗家 三條西堯水が、
Discover Japan 2025年5月号「世界を魅了するニッポンの香り」 にて取材を受け、
掲載されましたことをご報告申し上げます。
日本の伝統文化である香道、そして御家流の精神や活動について、深く掘り下げてご紹介いただいております。
ご宗家の言葉を通して、香りの奥深さや日本の美意識に触れていただける内容となっております。
ぜひ、Discover Japan 2025年5月号をお手に取ってご覧ください。
令和7年 弥生中八日に行われました春雪香の様子です。
ゆったりとした音楽と共にお楽しみください。
令和七年お初香会は前橋、沼田合同で開催いたしました。
本年も鑑賞香とし、頂いた銘香を含め何種類か焚きました。
皆様「月」が良かったと、お香を沢山聞いた後は、
ホテルに移動し、フレンチコース料理を堪能しました。
生憎の雪模様でしたが、楽しい1日を過ごしました。
今年も宜しくお願い致します。
御家流香道の祖である三條西実隆公は室町時代の公卿ですが、
2022年私共御宗家が監修された「よくわかる香道」の時雨香の証歌に
「花の咲くためしもあるをこの松のふたたび青き緑ともがない」
と実隆公が詠んだ和歌があります。
これは滋賀県の琵琶湖畔に在る唐崎の松にまつわる伝説によるものです。
時の将軍が唐崎の松が日照りで枯れそうになったのを心配して実隆公に相談され、
実隆公がこの和歌を詠み唐崎の松にかけたところ
たちまち時雨が降り松が蘇ったと伝わってます。
その故事にもとづき御家流では毎年「時雨香」を行ってます。
三條西家は昔から雨の宮として有名で、現宗家も雨降の宮として健在です。
一月遅れとなりました.今月のお稽古は本日です。